2019-09-17

アメリカでは18歳は人生の転換期!成人として扱われる年齢です

 この夏、長男は18歳になりました。法律上の大人です。

アメリカでは、50州のうち45州で18歳からが成人とされています。飲酒や煙草が許されるのは21歳からですが、18歳からあらゆる場面で成人として扱いを受けます

◆18歳になると何が変わる?

日本人の感覚だと、18歳というのはまだ子供で親の監督下にあるイメージですが、アメリカでは18歳になると社会からの対応がガラッと変わります。

医療機関やカウンセリング

医師やカウンセラーに行くとき、親はもう同伴できません。医師からの診断やカウンセラーからのレポートなど、18歳がリリースフォームにサインしてくれないと、親が聞いても絶対診断結果について教えてくれません。

金融機関

銀行口座やクレジットカードも個人名義で、親のサイン無しでアカウントを開設できます。

選挙権

選挙権が与えられます。社会のメンバーとして権利と義務が認められ、それらを行使することが期待されています。

ベトナム戦争の際に、18歳から21歳までの若者は徴兵されるのに政府への発言権がないのは不当であるとの議論が起き、1971年に選挙権が21歳から18歳に引き下げられました。

兵役

兵役に登録義務。日本にはないものなので、母親としてはちょっと複雑な気持ち。緊張します。

リスクを伴うアクティビティー

バンジージャンプ、スカイダイビング、ペイントボールなど、様々なアクティビティーに親のサインなしで参加できます

法的な門限

市のカーフュー(18歳未満は平日は夜11時以降、週末は0時以降公共の場にいてはいけないという決まり)から解放されて、夜中に街をうろついていてもトラブルになりません。

◆責任も伴う

しかし自由が増える分、何か問題を起こせば全て自分の責任です。

長男が18歳になるや夫は「今月から家賃を払え」とか、何か生意気なことを言うと「この家から出て行っていいんだよ?」と冗談交じりにしつこく脅していました。

◆自立する準備

実際、18歳の実子から家賃をとることも、家から追い出すことも、法律的に可能です。アメリカの大学の多くがフレッシュマンで寮に入ることを義務付けているので、大学を進路に決めた子供たちのほとんどは、いずれにしても18歳で家から出ていきます。実家から歩いて通える距離であっても、寮には入ります。親から自立する訓練に入るわけです。

アメリカの大学の授業料は年間$30,000から高いところで$70,000以上かかるのですよ。一年間でですよ!子供を大学に通わせるのは本当に大変。卒業してきちんと自立してもらわないと困るのです。卒業後は親の援助をあてにしないでね。

日本人の親たちに比べ、子供を早く自立させようと一生懸命なアメリカ人の親たちですが、愛情がないとか冷たいわけではありません。子供たちが実家に帰ってくれば大喜び。短い滞在期間にいろいろ世話を焼き家族一緒の時間を大切にします。夫も長男が週末帰ってくると、長男を喜ばせようとコストコで良いステーキ肉を買ってきてBBQでグリル。美味しいディナーを張り切って作ってくれます。

◆まとめ

アメリカで18歳になる(ハイスクールを卒業する)というのは巣立ちの時を意味する、子供たちにとっては人生の大きな転機です。日本では高校を卒業したからって、そんな大きな意味はないですよね。

私も、息子たちには18歳で家を出てしっかり自立の準備を始めて欲しいと願っています。この国ではそれは当然のこと!

と、30歳まで実家に住んで実家から職場に通勤していた私が偉そうに言ってみました。

関連記事

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *

ABOUT      CONTACT    SITEMAP    PRIVACY POLICY

%d bloggers like this: