2019-10-03

アメリカじゃないんです!ハロウィンとカボチャの飾りの由来を簡単にお話ししましょう

かぼちゃをくり抜いて、中にキャンドルの火を灯して飾る『ジャック・オー・ランタン』Jack-O’- Lanternはハロウィンのシンボル。悪霊を寄せ付けない魔除けのような存在として飾られます。

Jill WellingtonによるPixabayからの画像

ハロウィンはアメリカが起源?

私はてっきりハロウィンはアメリカのものと思っていましたが、実はハロウィンはもともと古代アイルランドの 秋の収穫感謝祭が起源。しかも!昔々アイルランドではかぼちゃではなくカブをくり抜いて作った飾りをジャック・オー・ランタンと呼んでいました。

アイルランド人がアメリカに移住してきた当時、アメリカではカブよりもかぼちゃの方が生産量が多く手に入りやすかったため、かぼちゃを使ってジャック・オー・ランタンを作るようになりました。以来、ジャック・オー・ランタンといえばかぼちゃ、となったわけです。

Robert DavisによるPixabayからの画像

また、ハロウィンは亡くなった霊が親族を訪ねてくる日でもあり、亡くなった霊と一緒に悪霊もやって来て作物を荒らすと恐れられていました。ハロウィンに仮装するのは、さまよう悪霊と同じ格好をし、悪霊の仲間だとアピールして難を逃れるため。そして、悪霊に扮した子供にお菓子をあげるのは、悪霊を喜ばせ、悪さをされたり家の中まで入ってこられないようにするという意味があります。

 

 

ジャック・オー・ランタンの由来となった怖い物語

ジャック・オー・ランタンが魔除けとして使われるようになったのには、アイルランドに古くから伝わる物語が関係しています。

昔、ジャックという名のずる賢く、乱暴者でうそつきのけちな男がいました。酒好きのジャックは、あるハロウィンの夜にも散々酔っ払い、地獄から出て来た悪魔と出会います。悪魔はジャックの魂を取ろうとしました。そこでジャックは悪魔に「魂をあげるから最期に酒を飲ませてくれ」と頼みます。

悪魔はその願いを聞き入れコインに化けて酒代を払おうとしますが、ジャックは十字架でコインを抑えつけると自分の財布に悪魔をとじ込めてしまいます。降参した悪魔は、10年間ジャックの魂を取らないと約束し、ジャックは悪魔を解放しました。

そして約束の10年後、悪魔は再びジャックの前に現れます。魂を取ろうとする悪魔に、ジャックは言いました。「最期に、あの木のりんごが食べたい」。今度こそ最期だと思った悪魔は、りんごをとりに木に登ります。ジャックはその隙に、持っていたナイフで木の幹に十字架を刻み込みました。十字架のせいで木から降りられなくなってしまった悪魔は、二度と魂を取らないと約束します。

時は経ち、ジャックは寿命でこの世を去りました。生前の行いが良くなかったジャックは、天国に行けず、仕方なく地獄へ行きますが、そこにあの悪魔が表れて言いました。「お前の魂は取らないと約束したから、お前を地獄には連れて行けない」と。

どこにも行けないジャックは困り果て、悪魔にどうしたらいいのかたずねます。悪魔は元に戻るように言いますが、生き返れるはずもなく現世にも戻れません。ジャックは仕方なく来た道を引き返そうとしますが、道は暗く冷たい闇が広がるばかり。ジャックは悪魔に灯りをくれと懇願し、悪魔は地獄の小さな炎の塊を分けてくれます。

この灯りが消えてはいけないと思ったジャックは、道端に転がっていたカブをくりぬき、その中に火を灯し、ランタンの代わりにしました。これがジャック・オ・ランタンの由来とされています。ジャックは今でもどこにも行けず、あの世の境でさまよっている のだとか……。

Macaroni

怖いお話が背景にあるジャック・オー・ランタン。我が家の不気味で趣味の悪いデコレーションも、このお話の背景を聞けばアリかな?

今年のジャック・オー・ランタンも、面白いデザインを考えて制作したいと思います。

今の季節スーパーへ行くと、入り口に大きなかぼちゃが山積みになって売っています。でもジャック・オー・ランタンはハロウィンの1週間前くらいにならないと制作できません。あんまり早くから中をくりぬいてしまうと、ハロウィン当日までに腐って変型し、使い物にならなくなってしまうのです。

なので、かぼちゃのカービングは10月23日頃を予定してます!

 

 

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